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下関市立大学
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#ゼミ活動佐藤(裕)ゼミが地域調査(宇部市)を実施しました
11月27日(水)に佐藤(裕)ゼミの3年生16名が山口県宇部市で地域調査を実施しました。16名が4つのグループに分かれ、商業(商店街)、観光(産業観光)、6次産業化(うべ元気ブランド)、移住・定住の4つのテーマに取り組みました。
まずは宇部市役所にて、それぞれのテーマについて担当者の方にインタビュー調査をしました。初めての調査で慣れない部分はありましたが、少しずつ勉強を進めてきた成果は出せたのではないかと思います。また、インタビュー後、担当者の方と実際に現場を見に行ったグループもありました。
その後、ときわ公園に移動し昼食をとり、同園内にある宇部市石炭記念館を見学しました。宇部に炭田があったことを知らなかった学生も多く、学芸員の廣畑公紀様の説明に興味深く耳を傾けていました。また、東見初炭鉱で閉山まで活躍した竪坑櫓を移設して作った展望台から、宇部の市街地や瀬戸内海を眺めました。
最後に、うべ産業共創イノベーションセンター 志(UBE START UP)を訪問し、事業の概要等についてうかがいました。学生たちは3年生の後半となり就職活動を意識する時期でもあるため、起業もキャリアの1つになることを感じたようです。また、起業を考え勉強を進めている他の大学生がいるという話には刺激を受けていたようでした。
多くの学生が今回初めてインタビュー調査に挑戦したのですが、やはり最初は緊張しているようでした。ただ、地域の方に話を聞き教えていただくこと、自分の目で実際に確かめることは面白かったそうで、得るものも多かったと思います。また、同じ山口県内にいても知らないことが多いと感じたようです。大学生活残り約1年半で、知らないことを少しでも埋めるべく、様々な地域に足を運んで欲しいと思います。そして、学生たちは、今後、様々な仕事に就くと思いますが、現場に足を運び、当事者の話を丁寧に聞き、じっくりと考える大切さ、面白さを忘れないで欲しいと思います。
ご協力いただきました宇部市役所のみなさま、宇部市石炭記念館の廣畑様、UBE START UPのみなさま、ありがとうございました。
基礎教育・教養教育 准教授 佐藤裕哉