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大学概要

3つのポリシー

2026年度の入学者

 経済学部 

教育研究上の目的

現代の経済・組織・社会の仕組みを理解し、それを自らの業務や立場と関連付けながら考察することで、様々な経済的諸問題について的確な判断ができる高度職業人を育成することを目的とする。

 

ディプロマ・ポリシー
(卒業認定・学位授与の方針)

 経済学科
A.
経済学の代表的なアプローチを理解し、幅広い視野から経済・社会について考察できる能力を身につけている。
B.
数量的・統計的データやモデルも活用しながら、様々な経済現象について論理的な考察ができる能力を身につけている。
C.
国境を超える企業や金融などの経済主体の行動や関係について、日本経済との関係も意識しながら考察できる能力を身につけている。
D.
経済・社会・地域に関連する様々な政策や制度の意図について、それらの歴史的背景とあわせて理解するとともに、長所や短所を考察できる能力を身につけている。
 国際商学科
A.
組織運営や商取引に関する専門的な知識や技能を理解し、様々な職能分野と協力しながら、組織の中で活躍することができる能力を身につけている。
B.
東アジアをはじめとする他国の経済・文化に対する理解を有し、グローバルな視点から事業や企業の活動を考えることができる能力を身につけている。
C.
競争関係や顧客のニーズ、社会正義などの外部環境と組織の相互関係の重要性を理解しており、社会の発展と関連付けながら組織の活動を俯瞰できる能力を身につけている。
D.
組織に関わる資金の流れや経営活動の結果を数値・データ化して分析するとともに、その結果を利害関係者に適切に示すことで、組織運営の改善に貢献できる能力を身につけている。
 公共マネジメント学科
A.
多様な人・組織が公共的価値を含む領域に関わることの意義を理解し、自らが置かれた立場のもとで、社会の担い手の一員として活躍することのできる能力を身につけている。
B.
経済学の代表的なアプローチを理解し、幅広い視野から経済・社会について考察できる能力を身につけている。
C.
組織運営や商取引に関する専門的な知識や技能を理解し、様々な職能分野と協力しながら、組織の中で活躍することができる能力を身につけている。
D.
地域・社会に関する制度・政策・諸問題に関する知識を有し、地域・社会の様々な問題を発見し、現実的な解決策を考察することのできる能力を身につけている。

 

カリキュラムポリシー
(教育課程編成・実施の方針)
カリキュラム編成の基本方針

卒業認定・学位授与の方針で示した目標を学生が達成できるよう、各学科では以下の方針に基づき教育課程を体系的に編成・実施する。

 経済学科
A.
専攻基礎を通じて、経済学の主要なアプローチを理解する。
B.
専攻応用「理論・分析手法」を通じて、経済現象について論理的な考察ができる能力を深める。
C.
専攻応用「国際・東アジア」を通じて、国境を超える経済主体の行動・関係を考察できる能力を深める。
D.
専攻応用「制度・政策」「地域」を通じて、経済・社会・地域に関する政策や制度を考察できる能力を深める
 国際商学科
A.
専攻基礎・専攻応用全体を通じて、組織運営や商取引に関する様々な専門的な知識や技能を理解する。
B.
専攻応用「国際・東アジア」を通じて、東アジアをはじめとする他国の経済・文化への理解を深める。
C.
専攻応用「流通・マーケティング」を通じて、組織と外部環境の総合関係を考察できる能力を深める。
D.
専攻応用「経営・会計」を通じて、経営活動を数値・データ化して分析する能力を深める。
 公共マネジメント学科
A.
専攻基礎・専攻応用全体を通じて、多様な主体が公共的な価値を含む領域に関わることの意義を理解する。
B.
専攻基礎・専攻応用「経済・財政」を通じて、経済学の主要なアプローチを理解する。
C.
専攻基礎・専攻応用「経営・会計」を通じて、組織運営や商取引に関する様々な専門的な知識や技能を理解する。
D.
専攻応用「法・政治・行政」「地域・社会」を通じて、地域・社会に関する制度・政策・諸問題に関する知識を深める。
経済学部 学修成果の評価の方針

学修成果は授業計画(シラバス)に沿って評価する。2年次終了の段階で、学修到達度を評価したうえで、専門演習Iの履修の可否を判断する。4年次終了時に、学修到達度を通じて、ディプロマポリシー全体の到達度を総合的に評価する。

 

アドミッションポリシー
(入学者受け入れ方針)

下関市立大学経済学部では、次のような学生を求めています。

  1. 経済・経営に関する知識をもとに企業での活躍を目指す学生
  2. 行財政に関する知識をもとに行政やNPOなど公共の場での活躍を目指す学生
  3. 高度な外国語能力をもとに国際社会での活躍を目指す学生
  4. 情報・数理分野の知識をもとにICT産業やデータ分析分野での活躍を目指す学生
  5. 社会や人間に対する深い知識をもとに教育者や研究者として活躍を目指す学生

なお、入学前に習得していることが期待される内容は、以下のとおりです。

  1. 経済学を学ぶために必要となる基礎的な知識・技能として、高等学校等で学ぶ国語、地理歴史・公民、数学、理科、外国語の知識
  2. 思考力・判断力・表現力等の能力として、日々の社会・経済問題に関心を持ち自ら解決策を考える問題発見・解決能力及び高等学校等のグループ学習・課外活動等で培われるコミュニケーション能力
  3. 主体性・多様性・協働性として、目的意識を持って自ら学ぼうとする姿勢、異なる文化や価値観を理解する能力、地域社会での活動を通じて得られる公共の精神

経済学部各学科では、次のような学生を求めています。

 経済学科

経済学科では、地域社会及び国際社会の多様な問題に関心を持ち、経済的・社会的諸問題に関わる理論・歴史・政策の基盤となる知識・技能や、論理的な読解力・思考力、数量的な分析力を備えた学生を求めています。

 国際商学科

国際商学科では、現代におけるグローバル・ビジネスと企業経営に興味があり、国際交流に積極的に挑戦しようとする意欲を持ち、基礎的な語学能力や情報処理能力などを備えた学生を求めています。

 公共マネジメント学科

公共マネジメント学科では、地域社会で積極的に活動する意欲を持ち、地域・社会が抱えている様々な公共的課題に関心があり、それらを学問的に学ぶための論理的思考力を備えた学生を求めています。

入学者選抜の基本方針

下関市立大学経済学部では、本学の教育理念・目標に沿った学生を選抜するため、一般選抜に加えて、学校推薦型選抜、特別選抜(社会人、帰国生徒)、外国人留学生選抜、第3年次編入学試験を実施しています。経済学部の入学試験では、大学入学共通テスト、個別学力検査、調査書、面接などを組み合わせて、志願者の能力や資質を総合的に評価します。それぞれの選抜区分において重視する学力の3要素は以下の通りです(◎:特に重視する、○:重視する)。

選抜区分 選抜方法 知識・技能 思考力・判断力・表現力 主体性・多様性・協調性
学校推薦型選抜
(全国・地域B)
小論文
出願書類
学校推薦型選抜
(地域A)
小論文
面接
出願書類
一般選抜(前期) 共通テスト
小論文
一般選抜(中期) 共通テスト
英語
特別選抜
(社会人・帰国生徒)
小論文
面接
出願書類
外国人留学生 日本留学試験
出願書類
第3年次編入学 小論文
面接
出願書類

  データサイエンス学部 

教育研究上の目的

多様なデータを設計・分析・活用するために必要な数理統計・情報学・社会科学に関する理論と実務に習熟することにより、社会や組織が抱える課題の解決や新たな価値の創造に貢献しうる高度職業人を育成することを目的とする。

 

ディプロマ・ポリシー
(卒業認定・学位授与の方針)
A.
統計や関連する数理科学に関する知識と、それらを活用した分析の経験を通じて、データを収集・整理・分析し、そこから得られる知見を論理的に考察できる能力を身につけている。
B.
情報の管理や分析、人工知能などのアルゴリズムに関する知識を有し、かつそれらをコンピュータ上で表現する経験を通じて、様々な形式のデータを分析・活用し、適切に扱うことのできる能力を身につけている。
C.
ビジネス又はヘルスケアの分野でデータ分析がどのように行われているかを、各分野固有の知識とあわせて学ぶことで、データが社会に果たしうる役割を理解するとともに、データを扱ううえで必要な倫理観や責任感(モラル)を身につけている。
D.
様々な人々と協力し適切なコミュニケーションをとることができ、用いた分析手法や結果の統計的解釈をわかりやすく伝達することができる。
カリキュラムポリシー
(教育課程編成・実施の方針)
A.
1~2年次にかけてデータサイエンスに関する数学の基礎知識を修得したうえで、2~3年次に統計的分析手法に関する幅広い知識と技能を身につけるための講義科目・演習科目を修得する。
B.
1~2年次に情報やプログラミングに関する基礎知識を修得したうえで、2~3年次に人工知能を含むアルゴリズムに関する幅広い知識とデータ分析・活用の技能を身につけるための講義科目・演習科目を修得する。
C.
2~3年次に、ビジネス又はヘルスケアの分野におけるデータの分析を学ぶ科目を修得する。あわせて、講義やアクティブ・ラーニング型科目を通じて、データを扱う技術者としての倫理観と責任感を身につける。
D.
1~4年次を通して、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、創造的な思考力を身につけるため、演習科目やプロジェクト型学習科目、卒業研究を修得する。
E.
学修成果の評価については、客観性及び厳格性を確保するために、シラバスに記載した各授業科目の到達目標の達成度について、成績評価の方法と基準(定期試験、レポート等)を用いて多面的・総合的に評価する。

アドミッションポリシー
(入学者受け入れ方針)

下関市立大学データサイエンス学部データサイエンス学科では、次のような能力・資質をもった学生を求めています。

(A)
データサイエンスを学ぶために必要となる基礎的な知識・技能として、高等学校等で学ぶ数学及び外国語の知識
(B)
思考力・判断力・表現力等の能力として、日々の社会問題に関心を持ち、データを用いた解決策を考える課題発見・解決能力及び演習授業等を通じてチームでよりよい提案を考えられるコミュニケーション能力
(C)
主体性・多様性・協働性として、自ら目的意識を持って学ぼうとする姿勢、異なる文化や価値観を理解する能力、地域社会での活動を通じて得られる公共の精神

 看護学部 

教育研究上の目的

人々の生命・尊厳・権利を尊重し、多様な価値観を豊かな人間性と柔軟な心で捉え、科学的思考に基づく洞察力と創造力をもって看護を主体的に実践し、地域住民の健康に寄与できる看護専門職者を育成することを目的とする。

 

ディプロマ・ポリシー
(卒業認定・学位授与の方針)
A.
知識・理解

1. 多様な人々とその生活や社会・文化を理解するための幅広い教養を身につけている。
2. 看護の対象(個人・家族・集団・地域社会)を多角的な視点から理解し、適切な看護を実践するための基礎的知識を修得している。

B.
汎用性技能

3. 看護の対象(個人・家族・集団・地域社会)に対して科学的根拠に基づき良質な看護が実践できる。
4. 保健医療福祉の場における看護専門職の役割を理解し、多職種と連携・協働できる。

C.
態度・志向性

5. 人々の生命・尊厳・権利を尊重し、看護専門職者としての倫理観・使命感に基づき行動できる。
6. 自らの看護実践力を高めていく自己研鑽力を有している。

D.
統合的学習経験と創造的思考

7. 情報通信技術を正しく活用し、看護を探究できる。
8. 地域の視点とグローバルな視点から看護を創造的に思考できる。

 

カリキュラムポリシー
(教育課程編成・実施の方針)
1.
幅広い教養を身につけ、多様な人々とその生活や社会・文化を理解できる基盤を培うために、基盤教育科目と教養教育科目を配置します。基盤教育科目は『外国語』、教養教育科目は『リベラルアーツ』(人文科学/社会科学/自然科学/生命・健康科学/人権・共生)、『下関学』の科目群を配置し、全分野から幅広く履修することで看護の対象者の多様な価値観を豊かな心と柔軟な心で捉え、多様性を受け入れることができる人間力を培います。
2.
看護の対象(個人・家族・集団・地域社会)を多角的な視点から理解し、科学的根拠に基づいた良質な看護を実践する基盤を培うために、専門基礎教育科目は「人体の構造と機能Ⅰ・Ⅱ」「臨床病態学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」「薬理学」「栄養と代謝」や社会保障制度に関連した科目などを系統的に配置します。
3.
専門的知識と科学的思考に基づき看護を主体的に実践するために専門教育科目の講義・演習・実習科目を系統的に配置します。専門教育科目は『基盤看護』『臨床看護』『子どもと家族の看護』『地域看護』『看護の統合』の5つの科目群で編成します。健康、不健康を問わずその人らしい健康な生活を支える看護としてヘルスケアを学ぶ科目「ライフステージとヘルスケア概論Ⅰ・Ⅱ」「小児ヘルスケア方法論Ⅰ・Ⅱ」「成人ヘルスケア方法論Ⅰ・Ⅱ」などを配置します。地域の視点とグローバルな視点から健康課題を考えられるように「国際保健看護学」を配置します。
4.
臨地実習では、地域に密着した公立大学の特性を活かし、「暮らしと地域を知る実習」をはじめ、下関及び周辺地域で臨地実習を行うことにより、地域住民の健康を考える力の基盤を培います。また、多様な保健医療福祉の場において、看護の専門性を理解し、多職種と連携・協働する力を身につけるために、3年次の臨地実習の最後に「多職種連携実習」を配置します。さらに、4年次の「看護の統合実習」では、自ら実習課題を設定し、実践することで看護専門職者としての倫理観・使命感、看護実践力を高めていく自己研鑽力を養います。
5.
保健医療福祉分野における情報通信技術(ICT)を正しく活用できる基礎的な知識・技術を身につけるために、基盤教育科目『情報・数理』の科目群に「コンピュータ科学」「コンピュータ活用Ⅰ・Ⅱ」「情報リテラシー」「プログラミング」を選択必修科目として配置し、専門基礎教育科目に「看護情報学」を配置します。これらの知識・技術を活用し、「看護研究入門」「看護研究演習」「看護の統合実習」で、看護を探究し創造的に思考する力を養います。さらに、ICT 活用の拡大に伴い重要となる看護を探究するために、専門教育科目に「情報通信技術と看護」を配置します。
6.
講義・演習では、授業形態に応じてICT の活用、アクティブラーニングをはじめとした多様な学習方法を取り入れます。学修成果の評価は、ディプロマ・ポリシーに基づき、科目ごとに定めた成績評価基準により厳格に評価を行います。ポートフォリオの導入により学修を可視化し、学生が自己評価できるようにします。

アドミッションポリシー
(入学者受け入れ方針)

下関市立大学看護学部看護学科では、次のような学生を求めています。

1.
看護学を学ぶために必要な基礎学力を有し、学習習慣が身についている人
看護学を学ぶ前提として、高等学校までに学習する教科・科目に関する基礎的な知識が必要です。特に文章や資料等を的確に理解するための「国語」や「英語」、科学的思考の基本となる「理科」「数学」、人の暮らしを理解するための「社会」等の知識が不可欠です。また日々の学習が習慣化している人を求めます。
2.
人の話を聴き、論理的に考え表現できる人
看護職は保健医療福祉分野の様々な人たちとの協働が不可欠です。人の意見を的確に理解し、物事を筋道立てて考え説明できる人を求めます。
3.
人や社会に関心をもち、良好な人間関係を築くことができる人
看護を実践するには良好な人間関係を築くコミュニケーション能力が求められます。人や社会に関心をもち、家族や友人をはじめとする周囲の人と積極的にコミュニケーションがとれる人を求めます。
4.
看護職を志し、協調性をもって意欲的に学ぶことができる人
看護職を目指す意志があり、他者と協力・協調しながら自己を高める努力ができる人を求めます。
5.
下関および周辺地域の保健医療福祉に貢献したいという思いがある人
下関および周辺地域で暮らす人々に関心をもち、地域の保健医療福祉に貢献したいという思いのある人を歓迎します。