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教員情報(学位及び業績)
教員詳細
磯谷 明徳
ISOGAI Akinori
- 所属
- 経済学部 経済学科・大学院経済学研究科
- 職位
- 特命教授
- 役職
研究者情報
専門分野
制度経済学、進化経済学
担当科目
マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ、応用マクロ経済学、日本経済論、発展演習、教育経済学特論Ⅰ・Ⅱ(大学院)
学歴
一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学
取得学位
京都大学博士(経済学)
所属学会
進化経済学会、European Association for Evolutionary Political Economy, 経済理論学会、経済学史学会、企業と社会フォーラム
研究キーワード
制度、進化、ミクロ・マクロ・ループ、企業組織、ハイブリッド化、雇用システム、日本的雇用慣行、資本主義の多様性
現在の研究テーマ
・制度と進化の政治経済学の体系化
・労働市場と雇用システムの比較制度分析
・企業組織の理論と企業システムのハイブリッド化に関する制度分析
・資本主義の多様性論に関するアジア・EU比較分析
主な研究実績・活動
・"On the Problem of Institutions in Evolutionary Economics," in Yagi, K. et al.(eds.) Present and Future of Evolutionary Economics, Springer, Forthcoming.
・Isogai, A et Uemura, H. "Rapport hiérarchique marché-firme et ses transformations pour l'économie japonaise," in Boyer, R. et al. (eds.), Théorie de la régulation: nouvel etat des savoirs, September 2023.
・『制度と進化の政治経済学―調整の重層性と多様性』(共編著)日本経済評論社、2022年。
・王佳・磯谷明徳「中国上海市の住宅価格バブルに関する一考察」『経済学研究』(九州大学)第88巻第2・3号、2021年。
・『水俣に生きた労働者―チッソと新日窒労組の59年』(共著)、明石書店、2021年。
・S・ボウルズ『モラル・エコノミー―インセンティブか善き市民か』(共訳)NTT出版、2017年。
・Capitalisms asiatiques: Diversité et transformations, (共編著)Press Universitaires de Rennes, 2015.
・『転換期のアジア資本主義』 (共編著)藤原書店、2014年。
・S・ボウルズ『制度と進化のミクロ経済学』(共訳)NTT出版、2013年。
・Diversity and Transformations of Asian Capitalisms, (共編著) Routledge, 2012.
・『新版 社会経済システムの制度分析―マルクスとケインズを超えて』(共著)名古屋大学出版会、2007年。
・『制度経済学のフロンティア―理論・応用・政策』ミネルヴァ書房、2004年。
科学研究費等の受託事業実績
・2018-23年度基盤研究(C)「地域経済統合における経済制度の多様性と成長体制の相互依存性:EU・アジア比較分析」(分担)
・2013-16年度基盤研究(C)「国際生産ショック後の東アジア産業システムと企業システムの進化的多様性」(分担)
・2010-12年度基盤研究(C)「東アジア経済統合のもとでの企業の進化的多様性と産業システムのダイナミクス」(分担)
・2002-2003年度基盤研究(C)「制度経済学の理論的パースペクティブ:企業論における情報、知識、組織能力の視点から」(代表)
その他(講演、出演、委員等)
・進化経済学会会長
・日本学術会議連携会員(第25期-第26期)
授業・ゼミ
私のゼミ
・マクロ経済学では、個々の消費者・企業の経済活動を一国単位で集計したマクロ変数(GDP、失業率、インフレ率、国際収支など)がどのように決まり、変化するのか、そのメカニズムを体系的に学習します。
・日本経済論では、日本経済が現在直面して諸問題をマクロ(一国全体)・メゾ(産業)・ミクロ(企業)の視点から理解する能力を習得することを目指します。同時に、それらの諸問題が戦後日本経済のどの時点に起因するものかという日本経済のダイナミクスの視点についても学習します。
社会活動
SDGsへの対応
日本の産業分析に基づいて、産業の育成や発展、とくに技術革新(イノベーション)が産業発展に果たした役割などについて