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学生生活支援

健康管理

相談支援センター

本学では、相談支援センターを設置し、健康に関すること、大学における生活や学修、人間関係などの悩みや困りごと全般に、専門の相談員が対応しています。 相談内容によっては、相談者の同意や希望等に応じて学内外の関係者と連携してサポートを行います。


AED(自動体外式除細動器)

AEDとは、心臓がけいれんし機能を失った状態に陥った際に、心電図を自動的に解析し、必要な場合にのみ電気ショックを与え、正常な働きに戻すための医療機器です。
AEDは、一般市民の使用が認められており、操作は音声ガイドに従って、電極パッドを傷病者の胸部へはりつけ、電気ショックのボタンを押すだけです。スポーツ実践等の授業中や課外活動中に、突発的に心臓や呼吸が止まってしまった場合には、救急車が到着する前に、近くに居合わせた人の適切な処置が重要となります。下記のとおりAEDを設置していますので、救命処置に役立ててください。

AED設置場所(2023年4月現在)

(1)
本館I棟1階事務局前
(2)
SDS下関ドライビングアリーナ(体育館)サブアリーナ
(3)
厚生会館1階エントランスホール
(4)
学友会館1階エントランスホール
(5)
B講義棟1階エントランスホール
(6)
学術センター1階エントランスホール
(7)
A講義棟1階エントランスホール

いざという時には・・・
声をかけても全く反応がなく、呼吸もしていない人が学内に倒れていた場合には、まず周囲の人に協力を呼びかけてください。その際に、近くにいる教職員にも必ず連絡してください。発見者が誰かを呼びに行ったり、AEDを取りに行って患者をひとりにすることは危険です。


定期健康診断

検査項目

【全学年】 身長・体重・胸部レントゲン撮影・尿検査・診察
【4年生及び教職課程を履修している3年生のみ】 視力・血圧

  • 詳細については掲示板でお知らせしますので、必ず確認してください。

定期健康診断の受診は、集団生活を営む大学生としての義務です。

近年、若年層に結核罹患の増加がみられます。胸部レントゲン撮影により、結核を早期発見し、感染を防ぐことができます。しかし、受診しなければ、気付かないうちにあなたが感染をひろめてしまうかもしれません。あなた自身も発病する可能性がありますので、必ず健康診断を受診してください。

健康診断証明書の発行について

例年5月上旬より証明書自動発行機で発行できます。
4年生及び教職課程を履修している3年生で健康診断証明書の必要な方は発行してください。ただし、発行年度の健康診断を受けていないと健康診断証明書の発行はできません。

【定期健康診断に関するお問い合わせ先】
相談支援センター(保健室)TEL:083-253-8986(直通)


学校で大きい流行を起こしやすい感染症

新型コロナウイルス感染症

2023年5月8日より新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に変更されました。
それに伴って大学生活での授業や諸活動などの規制は解除されましたが、感染症法上の分類が引き下げられたからといって、新型コロナウイルスの感染力や病原性が変わるわけではありません。これからも基本的な感染対策を継続するよう心掛けて生活していきましょう。

注意

  • コロナ発症2日前から発症後7~10日間はウイルスを排出しているといわれています。
    (症状軽快後もウイルスを排出しているといわれています)
  • 発症後3日間は感染性のウイルスの平均的な排出量が非常に多く、5日間経過後は大きく減少します。
  • 特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことに注意してください。

<<<厚生労働省HPより>>>

インフルエンザ(季節性・新型)

症状

季節性、新型インフルエンザともに突然の高熱、咳、倦怠感や鼻汁・鼻閉、頭痛等があらわれます。新型インフルエンザは、季節性インフルエンザに比べて、吐き気や下痢等の消化器症状があらわれやすいといわれています。

予防

手洗いやうがいの励行、流行時には人混みの多い場所に外出しないことは言うまでもなく、加湿器などで部屋の乾燥を防いだり、日頃からバランスの良い食事をし、体力をつけておきましょう。また、予防接種をしておくことは、発症の危険性を減らすとともに、症状が軽減すると言われています。

発症後

水分補給を十分にし、安静にします。熱が下がってもその後2日くらいはウイルスの排出が続いているので、外出は避けましょう。

はしか(麻疹)(麻疹ウイルスに感染すると発病)

症状

発熱とともに、鼻汁、くしゃみ、咳等が出はじめ、結膜炎もおこります。さらに2~3日すると、口腔内に白くてやや盛り上がり、周囲が輪のように赤くなった斑点が出るのが特徴です。その後再度発熱し、咳等がひどくなり、顔や首にも発疹が出はじめ、1週間は隔離が必要となります。回復期を迎えると熱が下がり、バラ色の発疹も紫色になってきます。

予防

予防接種で防ぐことができます。抗体検査を受け、免疫を確認しておきましょう。

風疹(風疹ウイルスに感染すると発病)

症状

ピンク色の斑点上の発疹が顔、頭、首、腕に出ます。発疹が出る前に、耳のうしろや後頭部のリンパ節が腫れるのが特徴です。成長に従い重症になる傾向があります。妊娠初期にかかると、流早産をおこしたり、出生児に、心臓奇形、目の異常、難聴等の先天性風疹症候群の障害があらわれることがあります。

予防

予防接種で防ぐことができます。抗体検査を受け、免疫を確認しておきましょう。

風疹については、下関市保健所で抗体検査を受けられます。

  • 第2、4火曜日  9:00~9:30(要予約、年末年始、祝祭日を除く)
    (症状軽快後もウイルスを排出しているといわれています)
  • 予約先   TEL:083-231-1530(保健医療政策課)

感染症に罹患した場合は、医師の指示に従ってください。

また、速やかに大学に電話連絡し、授業等については事務局の指示に従ってください。
学校保健安全法により出席停止の期間が定められている感染症(新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、はしか、風疹)で授業を欠席する場合、療養期間が明記された診断書を保健室に提示することで、欠席届を発行できます。手続きについては事前にお電話でお問い合わせください。欠席届は、学生本人が各担当教員へ提出することになりますので、療養期間が終了し欠席届を希望する場合は速やかに交付を受けて下さい。

  • 相談支援センター(保健室) TEL:083-253-8986(内線864)

食生活の安全と衛生

食中毒

食中毒の原因には、細菌やウイルスのほか化学物質や自然毒もありますが、夏場のバーベキュー時、冬から春にかけて、嘔吐や下痢、腹痛等を引き起こすノロウイルスによるものなど、季節によって注意すべき点が異なります。食中毒は、簡単な予防方法をきちんと守れば予防できます。下記を徹底し、家庭から食中毒をなくしましょう。

家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省より)

1.
食品の購入:新鮮なもの、消費期限を確認して購入する等
2.
家庭での保存:持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫で保存する等
(冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意。目安は7割程度。)
3.
下準備:手を洗う、きれいな調理器具を使う等
4.
調理:手を洗う、十分に加熱する等
5.
食事:食卓につく前に手を洗う、室温に長く放置しない等
6.
残った食品:きれいな容器に保存する、再加熱する等
(ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てましょう!)

過血糖、かっけ

清涼飲料水の「ガブ飲み」によるペットボトル症候群(急性の糖尿病)やインスタント食品中心の食生活でのビタミンB1欠乏によるかっけ等、食物摂取のアンバランスから思いがけない病気が出現することがあります。十分に気をつけてください。

食物アレルギー

人によっては、食物に対するアレルギー反応として、じんましんや下痢、ショック症状などを起こす場合があります。今まで症状がなくても、食べ物が古くなっていたり、体調によってアレルギー反応が出ることがあります。また、過去にアレルギーを起こしたことのある食物は必ず頭に入れて、再度の摂取を避けましょう。


飲酒について

未成年者の飲酒は、「未成年者飲酒禁止法」によって禁止されています。
成長期における身体に悪影響を及ぼすだけでなく、短期間でアルコール依存症になったり、急性アルコール中毒により死亡に至ることもあります。万が一、コンパ等で飲酒を強要され、死亡するという事故が発生した場合、強要した者は退学処分を含む厳しい制裁を受けることとなります。未成年者の飲酒はもちろん、飲酒の強要やイッキ飲ませ等の「アルハラ(アルコールハラスメント)」は厳禁です。

1年次生は、健康診断時に「アルコールパッチテスト」を実施します。

このテストで、アルコールに対する自分の体質(目安)を知ることができます。
日本人の約4割はお酒が飲めない体質であると言われています。アルコールについての正しい知識を持ち、まずは自分の体質を把握しておきましょう。

◇飲酒や薬物乱用防止について参考HP
ASK(アルコール薬物問題全国市民協会) http://www.ask.or.jp/


学内禁煙

平成15年5月1日に施行された健康増進法に伴い、あらかじめ指定された場所を除き、学内は禁煙です。
喫煙が認められている場所では、可能な限り煙や臭いをもらさないように配慮し、マナーを守って周りに迷惑を掛けないようにしましょう。

喫煙場所については掲示板で確認してください。


危険ドラッグ・大麻等薬物の乱用防止

学生や社会人の大麻や麻薬、覚せい剤などの薬物乱用が後を絶ちませんが、大麻等薬物の所持・使用・売買は重大な犯罪行為であり、法律で処罰されます。大学としても、退学処分を含む厳しい処分を科すこととなり、社会的にも様々な制裁が与えられます。
麻薬や覚せい剤などの薬物は、使用しているうちにやめられなくなるという「依存性」と乱用による「幻覚」・「妄想」に伴う自傷、他害の危険性があるという大きな特徴があります。一度だけのつもりでも、いつの間にか中毒となり、一度しかない人生が取り返しのつかないものとなるのです。
いかなる場合でも、危険ドラッグや大麻等薬物は絶対に所持・使用・売買をし


STD(性感染症)

性感染症とは、性行為によって感染するさまざまな病気の総称で、以下のような感染症があります。

エイズ

エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染によるウイルス感染症で、免疫不全を起こし、「日和見感染(抵抗力が弱まったため、普通は病原性を示さない菌による感染が起こること。)」や悪性腫瘍などを発症する症候群を指します。新規のHIV感染者は、年齢別では、特に20~30代が多い傾向にあります。
HIVは感染力が弱く、その感染経路も「性的接触・血液感染・母子感染」の3つに限られていますが、クラミジア等、他のSTDに感染していると、HIVの感染率は3~5倍に増加します。

性器クラミジア感染症

日本でも世界でも最も多い性感染症です。自覚症状がほとんどないため、感染に気付かないことがよくあります。
男性:約半数に排尿時にかゆみや痛みなどの不快感がある。放置すれば、精巣上体炎、男性不妊症を起こす。
女性:自覚症状がほとんどないため、感染や発病に気付かないまま進行する。症状がある場合は、おりものが少し増えたり、軽い生理痛のような痛みがある。進行すると不妊症の原因にもなる。

淋菌感染症

クラミジアに次いで多い性感染症です。
男性:排尿時に激しい痛みや、尿道口より膿が出るなど、症状は明らか。 女性:自覚症状がほとんどないため、感染や発病に気付かないまま進行する。症状がある場合は、緑黄色の濃いおりものや、尿道から膿が出る。

もしかしたら・・・と思ったら、迷わず受診しましょう!

  1. 自分の病気に合わせて専門医を受診。(産婦人科・泌尿器科・性病科・皮膚科)
  2. 治療はパートナーと一緒に。(パートナーからの再感染を防ぐためにも、2人で治療を受けましょう。)
  3. 完治するまで通院しましょう。(症状が軽くなったり、消えたからといって、完治したわけではありません。医師の指示があるまで、通院は続けましょう。)

エイズについては、下関市保健所で匿名の検査を受けられます。(無料)

  • 第2・第4月曜日 15:00~15:30(要予約)15:30~16:00(予約不要)
  • 予約先 TEL:083-231-1530(保健医療政策課)
    kansensho@city.shimonoseki.yamaguchi.jp

梅毒、クラミジアの検査も併せて受けることができます。

相談⽀援センター

TEL:083-253-8166 083-253-8919(直通)

学務部学⽣⽀援課

TEL:083-252-0289