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教員情報(学位及び業績)

教員詳細

中上 裕有樹

NAKAGAMI Yuki

所属
データサイエンス学部 データサイエンス学科
職位
講師
役職

研究者情報

専門分野

統計学,データサイエンス,ヘルスデータサイエンス,生物統計学,消化器がん

担当科目

「経営データ分析I・II」「教養統計」「専門演習I・II」「アカデミックリテラシーPC」(学部)
「測定と定量的方法論」(大学院)
「生物統計学」「臨床研究概論」「統計的社会調査法」「統計的社会調査法演習」「DSプロジェクト」「卒業研究」「看護情報学」(予定)

学歴

2011年 同志社大学文化情報学部卒業
2018年 米国,Western Michigan大学大学院統計学科修士課程修了
2018年 米国,Western Michigan大学大学院統計学科 Graduate Certificate in Biostatistics(生物統計学)課程修了
2023年 山口大学大学院医学系研究科医学専攻博士課程修了

取得学位

博士(医学)
理学修士(統計学)
Graduate Certificate(生物統計学)

所属学会

国際計量生物学会,日本計量生物学会,日本消化器外科学会,日本癌治療学会,アメリカ統計学会,日本癌学会,Life Intelligence Consortium (LINC)

研究キーワード

統計学,データサイエンス,ヘルスデータサイエンス,生物統計学,自然・人文社会科学系分野への統計的コンサルティング,R,個別化治療,橋渡し研究,臨床試験,消化器がん,がん免疫,次元縮約,分類,SAS,Python,Julia

現在の研究テーマ

 統計学・データサイエンス的手法の特に消化器がん研究への応用法や臨床試験を含む医学研究の統計的コンサルティングを中心に,橋渡し研究・個別化治療に繋げる研究を行ってきました.各医療・研究機関・IT/製薬系企業等との共同研究の経験やネットワークを活かしながら論文化に向けた研究を推進しています.
 またライフインテリジェンスコンソーシアム(LINC)*にも参画し,「全国のデジタルヘルスデータ基盤構築」・「服薬/栄養指導の個別化」・「自然言語処理による治療の費用対効果分析」・「治験の効率化」等の共同研究の代表・分担者として研究活動を産学官で行っています.
*製薬・化学・食品・医療・ヘルスケア関連のライフサイエンス分野におけるAI,ビッグデータ開発目的で2016年11月に京都大学,理化学研究所,医薬基盤・健康・栄養研究所などが主体で設立されたオールジャパンのコンソーシアム,2021年4月より法人化.

主な研究実績・活動

・High serum proteinase-3 levels predict poor progression-free survival and lower efficacy of bevacizumab in metastatic colorectal cancer. Kei Furuya, Masao Nakajima, Ryouichi Tsunedomi, Yuki Nakagami, Ming Xu, et al. BMC cancer. 2024.
・Clinical outcomes of second‑line chemotherapy after gemcitabine and cisplatin plus S‑1 treatment for patients with advanced biliary tract cancer in the KHBO1401‑3A study. Yoshitaro Shindo, Hiroaki Nagano, Yuki Nakagami, et al. ONCOLOGY REPORTS. 2023.
・CD4 and FOXP3 as predictive markers for the recurrence of T3/T4a stage II colorectal cancer: applying a novel discrete Bayes decision rule. Yuki Nakagami, Shoichi Hazama, Nobuaki Suzuki, et al. BMC Cancer. 2022.
・Association of Plasma Branched-Chain and Aromatic Amino Acids with Reduction in Kidney Function Evaluated in Apparently Healthy Adults. MH Mahbub, Natsu Yamaguchi, Yuki Nakagami, et al. Journal of Clinical Medicine. 2021.
・Viral elimination is essential for improving surgical outcomes of HCV-related HCC: Multicenter retrospective analysis. Masao Nakajima, Shogo Kobayashi, Yuki Nakagami, et al. Annals of Gastroenterological Surgery. 2020. A top cited paper in Annals of Gastroenterological Surgery 2020-2021.
・Intratumoral-infiltrating CD4+ and FOXP3+ T Cells as Strong Positive Predictive Markers for the Prognosis of Resectable Colorectal Cancer. Taichi Kuwahara, Shoichi Hazama, Yuki Nakagami, et al. British Journal of Cancer. 2019.
・令和2年,第33回日本バイオセラピィ学会奨励賞優秀演題
・令和2年,第41回癌免疫外科研究会奨励賞
・令和元年,第57回日本癌治療学会学術集会最優秀演題賞

科学研究費等の受託事業実績

・科学研究費補助金(基盤研究C)「CyTOFによる大腸腫瘍浸潤CD4+FOXP3+細胞の解析と予後因子としての役割」研究分担
・山口大学基金 若手研究者による研究プロジェクトに対する助成事業「腫瘍浸潤免疫細胞のCyTOF解析によるStage II大腸癌予後因子の同定」研究代表
・科学研究費補助金(基盤研究C)「自然免疫因子を新規バイオマーカーとした非ウイルス性肝がんの早期診断法開発」研究分担
・科学研究費補助金(基盤研究C)「生活習慣病に合併する肝癌の早期診断マーカーの開発:血中細胞外小胞の解析」研究分担
・科学研究費補助金(基盤研究C)「院内リアルワールドデータに基づく,がんを対象とした数ヶ月余命予測システムの開発」研究代表
・科学研究費補助金(基盤研究C)「電子カルテ情報によるリアルワールドデータを用いた病態進行を予測するAIの開発」研究分担
・国立研究開発法人科学技術振興機構(共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT))「健康を基軸とした経済発展モデルと全世代アプローチでつくる well-being 地域社会共創拠点」研究分担

その他(講演、出演、委員等)

大学リーグやまぐち データサイエンス教育ワーキンググループ委員
出張講義 岡山芳泉高等学校,下関西高等学校(スーパーサイエンスハイスクール認定校),萩高等学校,北九州高等学校
一般社団法人 日本肝胆膵オンコロジーネットワーク(JON-HBP) 統計アドバイザー
関西肝胆道オンコロジーグループ(KHBO) 統計アドバイザー
独立行政法人 国立病院機構 関門医療センター 統計アドバイザー
山口大学大学院医学系研究科 非常勤講師
山口大学大学院医学系研究科 消化器・腫瘍外科学講座 統計アドバイザー
山口大学大学院医学系研究科 公衆衛生学・予防医学講座 統計アドバイザー

授業・ゼミ

私のゼミ

データサイエンス(データの科学)のアプローチによる現象の理解・問題解決・価値創造

・研究室の仲間を大切にする.
・自分の研究課題と研究計画について自分の言葉で明確に説明できる.
・主体的に研究に取り組むことができる.
・他人の研究を理解し評価できる.
・その分野の非専門家にも分かりやすく解説する力をつける.
・データサイエンスの視点による問題の発見から解決までの能力を身につける.
を大切にしながら,幅広く各自の興味のある研究分野の諸問題について,データサイエンス(データの科学)のアプローチによるデータのデザイン(計画)・収集・分析を通じた現象の理解・問題解決・価値創造に関する実証的卒業研究に向けて皆さん頑張っています.
「研究を統計学・データサイエンス的視点で考えることの出来る人材育成」・「統計・データサイエンス手法の基礎研究」・「自然・人文社会科学領域に活かせる応用研究」を大きな柱として指導していきます.

<2023年度・卒業研究>(経済学部生)
排出ガス規制が中古バイク市場にもたらす影響と今後の展望
テキストマイニングを用いた投資環境見通し~レポートと株価との関係性についての分析~
キャッシュレス決済の現状と今後の展望
日本ジュエリー業界におけるラボグロウンダイヤモンドの可能性
物流機能とみなとまちづくりの関連性についての考察
スマートハウスの現状分析と経営戦略から見た今後の展望
自国OTTプラットフォームの発展に関する考察~韓国OTTプラットフォームを中心に~

社会活動

SDGsへの対応

日本の産業分析に基づいて、産業の育成や発展、とくに技術革新(イノベーション)が産業発展に果たした役割などについて

その他

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関連リンク