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平成21年度 公開講座実施状況
教養総合
テーマ 『地域社会問題へのチャレンジ』
下関市立大学では毎年、学生に対する教養総合の授業を市民の皆様に開放しています。平成21年度秋学期は「地域社会問題へのチャレンジ」というテーマで、下記のように9月28日から1月26日まで14回にわたり講義を行います。市民の皆様どなたでも自由に受講できますので、奮ってご参加ください(申込不要、受講料無料)。
とき: | 月曜日 5時限 午後4時30分~6時00分 (第11回12月24日は木曜日、第14回1月26日は火曜日同時間帯となります。) |
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場所: | 下関市立大学 B講義棟1階 211教室 (ただし、11月9日はA講義棟1階 111教室) |
担当者(コーディネーター): | 加来 和典(下関市立大学准教授) |
〔補講のお知らせ〕
日時: | 2010年2月1日(月) 5時限 |
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講師: | 熊井清雄氏(つのしま自然館・館長) |
講義題: | 一エコシステム論、なぜ森は海の恋人か |
〔講義のねらい〕
現代文明が自然や伝統社会に与えた傷跡を現場からの報告とともに検証する。単に問題を告発するに留まらず、さまざまな実践をもとに、どのような文明を転換が可能であるのかを地域社会から共に考えて行く。
第1部では、いまこの地域の空や海、山で起きていることを生き物たちの生態の変化から報告する。
第2部では、伝統文化の持続と変容を、伝統工芸、まつり、酒などを通して考える。伝統文化は、社会の変化にどう対応しているのか。
第3部では、まさにいま危機に瀕している日本の農業農村の現状をみる。その上で、各地で取り組まれている住民主体の地域づくりのあり方、大学の地域社会へのかかわり、防災と地域社会の関係などの諸報告をもとに、地域社会からの転換の可能性を探っていきたい。
〔主たる授業計画(シラバス)〕
テーマ | 講師 | |
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第1回 9月28日 |
イントロダクション 「教養総合の趣旨‐現代文明と地域社会問題」 |
加来和典 (市立大学准教授) |
第2回 10月5日 |
第1部 自然からの告発 猿害を考える |
山戸輝雄 (市立大学教授) |
第3回 10月19日 |
野鳥から見る下関の自然環境 | 梶畑哲二 (NPO法人しものせき自然生態系サポートワーク代表理事長) |
第4回 11月2日 |
「─エコシステム論、なぜ森は海の恋人か」 | 熊井清雄 (つのしま自然館・館長) |
第5回 11月9日 |
第2部 伝統文化の復権と展開 赤間硯の現在・過去・未来―伝統工芸の継承を硯司の視点から考える― (この日はA講義棟1階 111教室です) |
堀尾信夫 (硯司) |
第6回 11月16日 |
俵山グリーンツーリズム‐交流でまちづくり | 藤永義彦 (長門市役所・NPOゆうゆうグリーン俵山) |
第7回 11月30日 |
日本酒文化の新しい展開‐地方蔵の挑戦 | 内田忠臣 (下関酒造(株)社長) |
第8回 12月7日 |
第3部 地域社会を立て直す 現代日本の食と農 |
徳野貞雄 (熊本大学教授) |
第9回 12月14日 |
生命(いのち)の農と農の心 | 金田仁司 (菊川町レインボー稲作研究会会長) |
第10回 12月21日 |
食の環境と生命 | 糸原義人 (山口大学教授) |
第11回 12月24日 (木) |
地域社会における居場所づくり ‐ふれあい・いきいきサロンの可能性 |
坂本俊彦 (山口県立大学准教授) |
第12回 1月18日 |
災害と地域社会 | 横田尚俊 (山口大学教授) |
第13回 1月25日 |
都市斜面地における住民生活 | 叶堂隆三 (市立大学教授) |
第14回 1月26日 (火) |
人は町でどう生きるか、世界と私の間にあるもの ‐あるいは旦過市場から見る新自由主義経済の虚構性 |
竹川大介 (北九州市立大学教授) |
〔成績評価等〕
市民の方は試験及び成績評価はありません。
〔教科書・参考書〕
教科書は使用しません。参考書は講義中に適宜紹介します。
皆様方のご参加をお待ちしております。講義の日時やテーマなどについては、変更になる場合があります。最新の情報は、地域共創センターのページでご確認ください。
お問い合わせ・お申込み先
公立大学法人下関市立大学 事務局学務グループ教務班
TEL. 083-254-8613 / FAX. 083-253-1622