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下関市立大学
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#地域活動若者「志」ミーティングのアフターフォローを行いました
昨年度に実施した山口県主催の明治150年関連イベントである「若者『志』ミーティング」(今年度の名称は「やまぐち未来維新塾」)のアフターフォローとして、9月25日(火)に佐藤(裕)ゼミの学生2名が株式会社データ・キュービックを訪問し意見交換を行いました。
若者「志」ミーティングは、山口県が抱える地域課題解決のアイデアを考えるというものでした。学生たちは、山口県には良い企業が多く存在するのに、その情報が十分に伝わっていない、それが人口定着につながっていないと考えました。そして、その解決手段として「地域情報商社」というAI(人工知能)やアプリを活用して学生や地元企業の情報を集め、マッチングする仕組みや組織を作るというアイデアを提案しました。今回の訪問先の株式会社データ・キュービックは、地域の事業者が抱える問題をデータ分析やAIの活用によって支援するなどの業務を行う株式会社山口フィナンシャルグループのグループ企業です。学生のアイデアの参考になるのではないか、また、学生の意見を参考にしたいということで、この度、お招きくださいました(YMFG ZONEプラニングにコーディネートしていただきました)。
訪問、意見交換を通して、学生たちは情報や技術を通じて地域との接点を模索する企業(そして、その企業を傘下にもつ銀行)に興味を持ったようでした。また、類似点はあるものの、データ収集など実現可能性の面で自分たちのアイデアの粗さを感じていたようでした。株式会社データ・キュービックの徳久 剛 情報活用事業部部長は、「就活など(学生)自身の経験を通して出てきた意見等は興味深く、参考になった」とおっしゃっていました。学生たちは、これから社会に出ていきますが、仕事を通して力(知識、技術、人脈)をつけ、アイデアを少しずつ形にできるようになってほしいと思います。
(基礎教育・教養教育 准教授 佐藤裕哉)