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経済学部

国際商学科

国際商学科で学ぶこと

取引や組織の研究から国際的感覚を身につける

国際商学科では、商学や経営学をベースに国際的な取引の仕組みや方法、組織(企業等)の国際活動ならびに行動原理を学ぶと同時に、東アジアを主とした地域の理解や企業経営についての知識を深めます。また、東アジア市場の実情や現代の企業が抱える諸問題を、金融、マーケティング、会計などを通じて解決できる能力を涵養します。本学科では、以下の3つの専攻応用領域において専門知識と実践力を深めることができます。「国際・東アジア」では貿易、開発経済などの国際経済に関する動向についてグローバルな視点からアプローチします。また「流通・マーケティング」では市場における取引(売買)を中心に商品・サービスの流れや企業間の競争行動について学びます。さらに「経営・会計」では企業等の組織としての活動をマネジメントおよび財務データを通して研究します。

卒業認定・学位授与の方針ディプロマポリシー

A.
組織運営や商取引に関する専門的な知識や技能を理解し、様々な職能分野と協力しながら、組織の中で活躍することができる能力を身につけている。
B.
東アジアをはじめとする他国の経済・文化に対する理解を有し、グローバルな視点から事業や企業の活動を考えることができる能力を身につけている。
C.
競争関係や顧客のニーズ、社会正義などの外部環境と組織の相互関係の重要性を理解しており、社会の発展と関連付けながら組織の活動を俯瞰できる能力を身につけている。
D.
組織に関わる資金の流れや経営活動の結果を数値・データ化して分析するとともに、その結果を利害関係者に適切に示すことで、組織運営の改善に貢献できる能力を身につけている。

在学生VOICE

社会課題の解決にアプローチする実践的な学びを深められました

国際商学科4年(2025年4月1日現在)

下瀬 雨美里 さん(サビエル⾼等学校 出身)

経済の視点から国際社会の課題を学びたいと考え、下関市立大学へ。特に、開発経済や国際貿易に関する分野が充実していることに惹かれました。入学して実感したのは、実際の事例やデータを用いた学びに取り組めることです。「開発経済学」では、途上国の経済発展の課題や政策について学びましたが、特に、アジア諸国の経済成長の要因や貧困問題の解決策についての事例を交えながら考察する授業は、私の学習目的に適うものでとてもやりがいがありました。
学外活動では「WSKサークル」という国際協力系サークルの部長を務め、学内の留学生と交流するイベントを開催するなど様々な活動に携わってきました。また、ボランティア活動にも参加して、地域イベントの運営もサポートしてきました。こうした経験を通じて社会課題を身近に感じながら、実践的な学びを深められたことに充実感を覚えています。将来は、大学で学んだ経済学の知識を生かすとともに、グローバルな視点を持ちながら社会課題解決に対しての実践力を発揮できる人材への成長を目指しています。

教育課程の編成・実施方針カリキュラムポリシー

A.
専攻基礎・専攻応用全体を通じて、組織運営や商取引に関する様々な専門的な知識や技能を理解する。
B.
専攻応用「国際・東アジア」を通じて、東アジアをはじめとする他国の経済・文化への理解を深める。
C.
専攻応用「流通・マーケティング」を通じて、組織と外部環境の総合関係を考察できる能力を深める。
D.
専攻応用「経営・会計」を通じて、経営活動を数値・データ化して分析する能力を深める。

授業科目紹介

マーケティング論

本講義では、まずは市場とは何かを理解することから始まります。そして、商品・サービスに対する理解を深めながら、企業の対市場行動を中心にモノやサービスの売れる仕組みについて、具体的な事例を通じて学びます。近年、インターネットを通じた無店舗販売やデジタルコンテンツの取引が盛んになっていること、またコロナ禍で消費者の消費行動も変容しているなかで、企業における競争行動についても解説します。

経営管理論

2年次の春学期に経営管理論Ⅰが、また、秋学期に経営管理論Ⅱが開講されます。経営管理論Ⅰでは、テイラー、ファヨール、バーナード、サイモン、ドラッカーなど、経営学の形成に寄与した経営学者または企業家の経営学を講義します。経営管理論Ⅱでは、リーダーに必要な経営学の理論を紹介します。具体的には、リーダーシップ論、モチベーション論、さらに経営戦略論について、身近な事例を交えながら講義します。

国際経済学⼊⾨

本講義では、国際経済やグローバルビジネスに関心を持つ学生が理論と実際について基礎から学べるようめざしていきます。具体的にはまず、グローバリゼーションの歴史的経緯、グローバリゼーションを巡る課題や議論について説明します。次に、国際経済・グローバルビジネスの枠組みや世界貿易機関の役割と課題などについてみていきます。最後に、企業戦略について考察・分析するために有用なフレームワークを紹介します。

専門教育カリキュラム

  1年 2年 3年 4年



経済学入門
商学総論
経営学入門
経営情報学入門
国際経済学入門
簿記原理Ⅰ
ミクロ経済学Ⅰ
マクロ経済学Ⅰ
経済原論Ⅰ
金融論Ⅰ
東アジア経済論
簿記原理Ⅱ
民法Ⅰ
国際経済学
管理科学
情報システム入門
   









  国際マクロ経済学
国際貿易論
経済政策Ⅰ
韓国経済論
アジア経済史
国際政治学
国際関係論
開発途上国論
中国経済論
現代韓国社会論
国際金融論
国際協力論
経済統合論
多国籍企業論
中国社会論
 









  マーケティング論Ⅰ・Ⅱ
流通論
商業史
民法Ⅱ
ビジネス法入門
流通政策
電子商取引論
証券論
リスクマネジメント論
貿易実務
消費者法
国際マーケティング論
物流システム論
保険論
商業英語
 




  経営管理論Ⅰ・Ⅱ
経営情報論
会計学原理Ⅰ・Ⅱ
原価計算論
人事労務管理論
企業分析論
経営史
経営組織論
経営データ分析Ⅰ・Ⅱ
企業倫理
経営統計学
非営利組織論
簿記原理Ⅲ
公会計論
金融商品取引法
国際経営論
産業組織論Ⅰ
税務会計論
⾮営利会計論
会社法
 
専門演習     専門演習Ⅰ 専門演習Ⅱ

※カリキュラムは変更することがあります。


時間割例

時間割(1年次春学期)

第一外国語は英語・中国語・韓国語から選択

  MON TUE WED THU FRI
1       アカデミック
リテラシー
英語L
2 経営情報学
入門
経営学入門 中国語Ⅰa    
3   ダイバーシティ スポーツ実践A   中国語Ⅰb
4 統計入門 経済学入門      
5 数学入門   商学総論    
スクロールできます

時間割(3年次春学期)

  MON TUE WED THU FRI
1          
2 簿記原理Ⅲ 貿易実務   流通政策 公会計論
3 証券論 経営組織論     国際貿易論
4   経営データ
分析Ⅰ
  会社法 専門演習Ⅰ
5       金融商品
取引法
 
スクロールできます

教員紹介

スペシャリストたちから深く広く学ぶ、「経済と世界」、それにまつわる「知識と情報」。